illustration：袁藤沖人（70年式悠久機関）

Vocal Section、Instrumental Sectionの２枚組、計20曲のコンピレーション。名のある実力派の方々が多く参加しておられます。僕も個人として参加させて頂きました。

DISC1【Vocal Section】
1.■felmatteli／AXSWORD/onoken
2.■光に祈る／菊地創（eufonius）feat.A.M
3.■静寂／茶太＆柳英一郎
4.■D*rops／如月まさと&佳織みちる
5.■駆ける夜空／Barbarian on the groove/Barbarian On The Groove featuring 真理絵
6.■Never let go／MintJam
7.■白い奇跡／Funczion SOUNDS/Marica、Funczion、MYU
8.■FUYU-SHO-GUN／15-102（イチゴトーフ)/柏木るざりん＆榎津まお
9.■Winter Pop！／留桜良姫＆HIR
10.■静夜に祈りを／片霧烈火

DISC2【Instrumental Section】
1.■オーロラ色の空の果てで／ESTi
2.■Snow／M.Graveyard/dai
3.■饗宴／秀庵
4.■hiemalis silva／WAVE/MORRIGAN
5.■Borderline of mind／RESOUND WAV./鷹石しのぶ
6.■Inspiration／Levo Lution/Lix
7.■Antarctica／Sound Online/矢鴇つかさ
8.■Recollection／埼玉最終兵器
9.■Brizard sqad.／有限会社ファクトリー・ノイズ＆AG/九十九百太郎
10.■雪華踊翔／花岡拓也

雪華踊翔：

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「冬」をテーマにしたコンピレーションという事でイメージしたのが「夜暗い中を、月明かりに照らされた雪が風に吹かれてひらひらと舞いながら、ときには吹き上げられたりしながら降ってくる」情景だったのですが、曲ができて奥様に聴かせた所、何の説明もしていないのにほとんど同じ情景を想像した、という奇跡的な逸話があったりします。あぁ、趣味とか性格とか全然似てないけれどこういう部分の感性が一緒だったんだなぁ…と。

その情景プラス「漢字四文字のイメージ」「口に出してリズム感がしっくり来るもの」と考えたところ、比較的すんなりと曲名も決まった次第。普段「曲書くよりも曲名を付ける方がずっと苦手だー」と言っている自分としてはこれも滅多にない出来事。

（恐らく大多数の方には）期待通りの曲調に、滅多にテーマにする事がない自然のイメージがすんなり融合したという、自分の中でひとつの転換点になったんじゃないかな、という曲です。