Tue - February 17, 2004

逆転裁判3(GBA)


読んでた本のタイミングの都合で発売から2週間ほど経ってから買った訳ですが、電車の行き帰り+アルファ程度のプレイ、約2週間でクリア。相変わらず面白いシリーズ…絶対1、2はプレイしてからの方が面白い!

第一話でいきなり成歩堂くん(いつもの主人公)が被告になってますよ!そしてプレイヤは千尋さん(なるほどくんの元上司)となってなるほどくんを弁護。これはまず小手調べ。これは過去の話。で、二話以降でまたプレイヤはなるほどくんとなっていつものごとく捜査と弁護を進めていくのです。これは今後もシリーズ全作を買ってプレイする事でしょう。

…と、このシリーズはすごく出来が良い、と崇拝しているのですが、今回はちょいとシナリオが甘いかなぁ?とか思っていたのです。ご都合主義的な展開もあったし、ところどころで先が読めてしまう。ミステリ要素があるシナリオのゲームでは、やはり驚愕させて欲しいのですよ!
でも「う〜ん、どうしたのかなぁ?」と思いながら突入した最終話で、それまでの物足りなさを埋めてもお釣りがくる程、嫌と言うほど盛り上がる。3でそれまでに張られていた伏線も生きてくるし、これまでのシリーズを知ってるとますます盛り上がる。「事件の影にはヤッパリ矢張」がこれほど強烈に、深刻な展開になってくるのはシリーズ初かな?

某常連キャラが登場しないのが残念だったり某新キャラの描き方が少し浅いかな?と思ってしまうのですけど、そりゃぁ今まで2作で語られてたキャラと新キャラ、どうしても思い入れの度合いが違いますな。これはどんなジャンルのどんなに良く出来た作品でも、シリーズの人気が出れば出るほど深くなっていく問題なんだけど。

これまでのシリーズでのライバルとの関係が良い感じ。これまでは法廷で争っていた相手の視点や、逆に相手が弁護側の立場に立ってガクゼンとする、てのが何とも面白かったなぁ。

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