Thu - October 21, 2004

ACE COMBAT 5 -The Unsung War-(PS2)


あまりに楽しみなので、アーケードモードの存在を知ったのと、先日の東京ゲームショーで配布されていた映像を見た以降は敢えて情報をシャットアウトしてました…だって家のちゃんとした環境で世界に浸りたいからね!


レジに持ってった時に「あ、メモリカードが一杯になってるんだった」と思い出したら、ちょうどドッグタグ付きメモリカードがレジで売ってたので一緒に購入。新しいフライトスティックもメモリカード(withドッグタグ)もホリ電機から発売されてるんですが、ACE COMBAT 4の時に買ったフライトスティックがあるからいいやー!とか思ってたのです。

で、AC4の時に出たスティックで早速プレイ…実はそこに罠が。画面で「△を押して詳細説明」みたいな事が出てる時に△(スティック上部左ボタン)を押しても反応しない。□(スティック上部右ボタン)で表示される。…はて?逆になってるなぁ。もひとつ。今作は交戦中に僚機の話に「はい/いいえ」の返事をする場面が結構多くて、従来スティックだと返事のためにスロットルから手を離して、かつ滅多に使わない四方向キーの位置をさがすために視線は一瞬スティックに。一度なんか目を離したスキに敵戦闘機と正面衝突して墜落ですよ!これはまた新しいコントローラを買えって事…?(キビシー!)
ま、それは慣れれば何とかなるとは思いますけど。

今回はゲーム開始時はまだ平和な状態。そこからどんなプロセスで戦争に突入するのか…ゲームの性格上短いのですが、その辺や、実際に戦闘に入った時にゲームではなかなか描かれない心情、衝撃。ターゲットが単なる機械でなく、人間が乗っている戦艦や戦闘機だ、という意識がヒシヒシと伝わってくるように描かれています。これまでのエースとは一線を画していますね…全作から3年は伊達じゃない!

一線を画していると言えば、映像の綺麗な事!上空から見た地形の細かさや海の表面、R:RACING EVOLUTIONでも感嘆した太陽光の海面や機体での反射を始めとして、雲の中に入り込んだ時や天候が崩れた時の視界の悪さ、夕暮れや天候不順、距離を表現している空気感、ソニックブームの発生、翼端が空気を切り裂く筋、etc…特に感動したのが、夕暮れ間近に出撃するステージ。西の空ではまさに太陽が沈みつつある中、東の空を見ると月が登っている…雲の上に出れば夕陽が雲を通してうっすらと見えている…AC4はゲームのCG画面として最高レベルの美しさでしたけど、AC5はゲームCGの枠を超えてるんじゃないかな…CGではどうしても難しいと言われている太陽光がかなり自然に表現されています。

そして音。やはりR:RACING EVOLUTION(これはエンジン音の路面への反射)でも感じていたリアリティが、空中という3D空間の中でさらに高いレベルで、ドルビープロロジックIIに対応して、ものすごい臨場感。各ステージでリプレイを2、3回ずつ見てひたっております(笑 視点がコクピット内と機外、自機や僚機、敵機の挙動によって発生する様々な音…渾然一体となった音環境として、もうゲームだからどうこう、という枠を完全に超えております。…いい仕事してるなぁ!

肝心のストーリーも、絶望的な状況での攻防戦、絶対安心と思われていた状況が一瞬で壊滅近くに追いやられる敵の圧倒的な兵力、訓練も修了していない新兵までかり出さなければならない状況、絶望の中に見える光明、二転三転する戦況、僚機との交信だけでなく、戦闘中の非戦闘員の会話まで無線に飛び込んで来て…熱い、熱すぎる!
現在6ミッションくらいプレイしたんですが、マスドライバー防衛ミッションと、その次のステージは、AC4の最終面並みの興奮を覚えたものです。先が非常に楽しみ(多分AC5は何度かエントリを起こします)。

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