Fri - August 8, 2003

ゼルダの伝説 風のタクト(GC)


予約までして発売日に買ったのに、ある程度まで進めたところで海が広すぎてツラくなったり、忙しくなったり第2次スパロボαやったりして中断してたのを、半年以上ぶりに再開。少しずつプレイして、ようやくクリア!

各ダンジョンは仕掛けをどうクリアするのか考えるのが楽しくてサクサク進めてたんだけど、海を行ったり来たりが避けられなくなって来たところでほっぽり投げちゃってたのな。FFVIIでCD2枚目に入ってウンザリした時と同じような状況。でも「次にあの島に行ってこーいうイベントさえ起こせばまたサクサク進むんだよな」とずっと思ってはいたのです。でも暇がなかったのです。...でもまぁ、最近は比較的スケジュールが楽なので、この機会に、と思って再開したよぅ。ゼルダのためにゲームキューブ買ったわけだし。

改めて思ったけど、やっぱりよく出来てるよ。演出とかカメラワークとか。サウンドも絶品。音楽と効果音、ていう単純な分け方はできなくて、内部的扱いは多分効果音なんだろうけど、アクションのスピードがだんだん上がって行くのに合わせてMusicEffectのテンポも上がって行って、そこで失敗するとまたバンプ的なテンポ/音楽に戻ったりとか。戦闘のヒット音が変わってく、てのは始めから「おぉっ」とか思ってたんだけど、2週目をちょこっとやって、赤シャチとの修行を改めて見てみると音程だけじゃなくて、ボタン連打してる時に実効のあるリズムと合わせてちゃんとメロディになってるとか。本当に丁寧にできてる。ルイージマンションをやった時にも思ったんだけど、任天堂が作ったものって、インタラクティブな音楽のひとつの完成形かな、とか思うわけです。

で、普段の自分は、基本的にはハードメーカがサードパーティ向けに公開しているサウンドドライバを使って制作していて。非常に汎用にソツなく作れる環境ではあるんだけど、ここまで特化したものを作るのはやっぱり不可能なのな。サウンド制作の人だけでなく、演出する人とプログラマと、非常に密な打ち合わせをじっくり時間をかけて初めて実現できる事...エンディング見てビックリしたよ。サウンドプログラマだけで5人もいるのな(w

とにかく、面白いのは当然としても、散々書いたサウンドに限らずグラフィックとか、演出的にも技術的にも非常によく出来ているソフトなので、未プレイの方は是非プレイするがよろし。

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