Wed - March 24, 2004

ファミコン 20thアニバーサリー ゲームミュージックDVD


任天堂の初期〜中期ファミコンソフト(ROM、ディスクともに)の音楽をハイライト映像とともに収録したDVDが到着。一連のCDは発売されてたんですが、映像もついてる事で、資料的価値がハネ上がり。

amazon.co.jpで購入したら、発送予定日の前日に到着してビックリしたのですが。
「パルテナの鏡」「リンクの冒険」はCD初収録かなー、楽しみ!とか思ってたんですが、アルファレコードの「ファミコン・ミュージック vol.2」に収録されてましたね。しかも復刻版じゃないオリジナル版、すでに持ってたし!

映像がついている事で、今はなかなかゲーム画面を見る事が難しいけれど気に入ってた、なんてのも当時を思い出しながら見れますよ。嬉しい。特に「パルテナの鏡」<ホントに好きだったのよぅ。
同じゲームの曲を聴き比べても「ファミコン・ミュージック」の方はつないでるから音楽として聴くにはテンポ良いんだけど、ブックレットに解説がまったくない(復刻版は知らない)から、相当昔の事だしシーンが思い出せない。今回のDVDは各シーンの映像を観る事が目的なので、音楽のつなぎはないけれど、内容を鮮明に思い出せる!と。

鮮明に思い出せる、と言えば「新 鬼ヶ島」、プレイした事があれば、収録されている映像ですべてのストーリーを思い出せるという内容(知らない人にはギリギリでネタバレされない位?)。こりゃいいや。今思い返しても名作。

…と、肝心のサウンドの事なんですけどね。収録順が年代ではないですけど、右下に表示されている年代を参考に脳内補正しながら聴いてみると、最初の「マリオブラザーズ」〜「ドンキーコングJR」くらいまでは音楽というよりすごくシンプルなサウンドだけだったのが、「ドンキーコング3」くらいでだんだん音楽になってきて、ノイズを使うようになって、「バルーンファイト」ではノイズだけでなくトーンも重ねたドラムになって、光線銃シリーズでデルタ変調による音声合成、ファミコン本体のサウンドが「スーパーマリオUSA」でほとんど完成された、と思ったら今度はディスクシステムでFM音源搭載、と。歴史を辿れますな(途中で音楽がまったくない「ベースボール」とか入って来て笑えるけど)。当時あれだけ衝撃を受けた『ゼルダの伝説」の鐘の音も今聴くと2opFM音源の音だなぁ、て判別つくのに、それがまたノスタルジを誘う。

あ、当時見る事ができなかった「メトロイド」のサムスがスーツを外した姿も見れた!

不満というほどではないんだけど、「リンクの冒険」の村人の、あの謎の音声はどこかに入れてほしかったかな…絶対アレは「どうぶつの森+」の村人の音声のハシリだよなぁ。

…と、ゲームやりまくってたファミコン時代を思い出す事うけあい。会社で観てて盛り上がりましたよ。今度は「3Dホットラリー」(音楽がすごく好き)とか「ファミコン探偵倶楽部」(GBAでリメイクしてほしいなぁ)なんかも収録した第二弾を出してくれるといいなぁ。

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