Tue - December 7, 2004

研修医 天堂独太(NDS)


巷で話題の手術ゲー、クリアしました。盲腸と診断しては腹部の切開箇所を指示し、病人がいては触診し、駄々をこねる病人には証拠もといカルテをつきつけておとなしくさせる…楽しいゲームではありました。

あー昔「Life and Death」で何人殺しちゃったっけ…という思い出が甦ってきますが、今回も最初の患者を3、4回殺しちゃいました。医学を志さなくて良かったと思う。自分のためにも社会のためにも。

基本的に面白いゲームだと思います。手術は緊張するけど面白いし、もっともっとさせろー!と思います。ストーリーもポンポン進むし、「この患者は僕が救うんだ!」という気にもなります。その辺の燃えの作りは非常に良い感じ。会話シーンのシステムがかなり逆○裁○チックですが、プレイヤーとしては好きなので望む所。キャラ絵が変に萌えに走ってないのも個人的には高評価。最近流行系の萌え狙いの絵だったら買ってなかっただろうな。でも好みの問題だし、少数派だってのも自覚してますよ。

惜しむらくは…ストーリーが短い。結構濃度の濃い展開だったりするし、伏線やその処理なんかも丁寧にしてるのに、なんか薄いんだよなぁ。予想しやすい展開だから悪いとかそういうんでなくて、映画なり連続TVドラマなりを期待していたら、2時間サスペンスだった、と言う感じ。ストーリーじゃなくてあくまで手術する、というインターフェイスが主眼と考えればokなんですけど、なまじシステムが逆○裁○チックなので、ストーリーにも同等の濃度を求めてしまうのです。

行き帰りの電車の中でプレイしていたので、サウンドはほとんど聴いていません。ごめん。電車の揺れで血管縫合を何度失敗したかー!(揺れてる中でするなよ)

余談ですが(若干ネタバレ)、血管移植するシーンで、移植もととなる血管がどうしても特定できなくて、名前まで言ってるのにそれがどの範囲を差してるのかわからなくて一日悩んで、帰ってから奥様に教えてもらって、挙げ句の果てに「わからん、囲んでー!」とお願いする有様。さすが医療畑のひと、見事そこをクリアしてもらえました。

全然ゲームしない人に助けられた… orz

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