Thu - April 1, 2004

森博嗣「森博嗣の浮遊工作室3 宇宙編」


約半年ぶり(というかWebダ・ヴィンチの連載ペースって事ね)の新刊行。今回は宇宙編…て、次は何処に行っちゃうんだろう?(笑 内容の面白さは相変わらず、クイズが解けないのも相変わらず(汗

前回「浮遊研究室2 未来編」の感想を書いた時に話題の数を概算した訳ですが、アレ大きな勘違いしてましたな。より正確な計算は(最初の1ページ+4人のコメント+1回につき話題が6)×29回(vol.81~110)=319…て、前回も300以上、て書いてるだけなんだから、ウソ書いてる訳じゃないんですけど。
こちとら、気が向いた時にタマに書くここの日記と、2週間に一度の会社のコラムだけでヒィヒィ言ってる(しかも別に知的好奇心を刺激するような内容でもなんでもない、ホントの雑文)んだから、本当に分筆のプロってスゴイなぁ、と思う次第。

森博嗣氏の著作は数多いけど、シリーズ作品の内容やキャラクタの魅力でなく、こういう系のシリーズの話題の面白さを共有できる人とはホントに仲良くなれるのな…マイノリティだからかも知れないけど、浮遊研究室の面白さってのは、普段本を読む/読まないに関わらず一種のフィルタになってると思うのですよ。それが幸せなのか不幸せなのかの判断は置いておくとして、やっぱり氏の著作に出会ってから本を貪り読むペースが上がった、てのは紛れもない事実。あぁ、幸せ(結局幸せなんじゃん!)

今回は名古屋近辺のデジカメギャラリィが付録。…そういえば、小説読んでても具体的な地形は想像できないまま読んでたんだよね。この写真を見てると見てないとじゃ(地元でない身としては)、頭の中で構築する背景が全然変わって来ようというもの。そして那古野(地名としての読みは「なごの」)って、実在する、名古屋の古い地名だったんだ!(那古野神社は「なごやじんじゃ」だそうで)。それまで読んで来てた数々の面白い話題を吹き飛ばす程の衝撃でした。…あぁ、架空の地名だと思い込んでたもんなぁ…何でも思い込みは良くない、て事か。

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