Fri - April 2, 2004

井上真「小説 鋼の錬金術師 2 囚われの錬金術師」


マンガやゲームのノベライズって「当たり率低いなぁ」と思ってたんですが、ハガレンは先の外伝的書き下ろしと言い今回の小説と言い、原作の世界やキャラをここまで活き活きと文章にするとは!なんて出来が良いんだろう。

あ〜!まとめて買ってカバーかけてもらったら、読む順序間違えてたぁ!な感じで、先に2巻を読んでしまいました(涙

犠牲者を出さずに列車の連絡を分断する爆弾テロが頻発する中、それを防げない軍への市民感情は悪化するばかり。この事件と並行して発生する連続誘拐事件との関係を調査する調査するマスタング大佐、そして事件に巻き込まれるエドたち。果たして事件の真相は…!?

ミステリ仕立てで、まずそこでハナオカの心はぐぐっと掴まれてしまったのですよ。さらに、この話に登場するオリジナルキャラクタ、マンガ本編に登場してもおかしくない位にハマってんだよねぇ。ライトノベル的にそれほど時間がかからずに読めるんですが、それでもマンガをキチンと踏襲した世界描写、気づかない所で進行している事件、終盤の列車のシーンの緊張感…!実はこれだけハガレンにはまった後でもまだ「ファンアイテムじゃないの〜?」と疑心暗鬼だったのが、すぐにその考えを後悔するハメに。冗談抜きで面白かったです。小説第3弾が楽しみ…の前に、最初のを読まなければ(汗

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