Thu - July 3, 2003

ジャンキーの幸せ


もう7月ー!1年の半分終わっちゃったー!ついこないだ6月になったばっかな気がするー!しばらくナリを潜めてた読書癖は元通りに復活。果たして良い事なのか悪い事なのか(^^;あぁ、面白い本がたくさん読める幸せったら。

長い事、存在を知ってるだけだった本を手に入れて、実際に読める幸せったら。
中井英夫虚無への供物」、夢野久作ドグラ・マグラ」、小栗虫太郎黒死館殺人事件」と並び評される、竹本健治匣の中の失楽」、文庫で登場! えー、この中で既読なのは「虚無への供物」だけ、というヌルいミステリ好きなオイラですが、ドグラ・マグラはコンスタントに入手できるから却って手を出してないだめぽなオイラですが、黒死館と匣の中の失楽の二作品は、ずっと入手が困難だった(らしい)のです。で、この前に読んでた「壺中の天国」を読み終えて、次に読む本を物色しようと本屋さんに行ったら! 読書欲が高まりまくってるタイミングで、ある意味「読んどけー!」的運命の巡り合わせを感じるのです。いえ運命がどうこうなんて言う気はないんだけど、幸せなタイミングで出逢う事ができたな、と。
まだ半分弱しか読んでないから感想とかは書けないけど、綾辻行人との対談とか主要評論集とか制作ノートとか、特典と言えるページが100ページ! むしろヌルい本読みにも優しい、親切設計!

長い事、追っかけてたモノカキさんが一気にメジャーになった嬉しさと一抹の寂しさったら。
数カ月のブランクを置いて、深夜枠から21:00に放送時間変更となった「トリビアの泉」、パネラーの人選に若干の不満はあるものの、再開は素直に嬉しいナリ。「何の役にも立たない知識」を楽しむ事ができるのは、人間が高度な思考活動ができる証拠だと常日頃思う訳です。この番組のスーパーバイザである唐沢俊一氏は、弟の唐沢なをき氏とのユニット「唐沢商会」を読んで以来...10年以上?著作を追っかけてるのですわ。
で、件のトリビア。放送再開に合わせて出版された「トリビアの泉「へぇ〜」の本」2冊をゲット!全ページカラーだし、放送時のコメントも載ってるし、これまで追って来てた本と比べたらそりゃあ濃度は薄いけど、作りは非常に良い感じ。早い時間帯に変更になった事でネタが限定されたり一般視聴者層に媚び過ぎて失速する事がないのを望むです。某天国みたいに。

長い事、復刊を望んでた本がいざ復刻して、長期刊行がもうすぐ終わっちゃう、次の待ち遠しさと寂しさったら。
復刊ドットコムで署名したりした結果、なんだかんだで毎月届く望月三起也「ワイルド7」愛蔵版ですが、とうとう全12巻のうち10巻。次回配本は11、12巻に渡る最終エピソードが一気に刊行されるんで、次でオシマイなのですよ。あー悲しい(涙)新ワイルド7は復刻されるのかしら...「秘密探偵JA」の文庫版はいつになったら入手できるのかしら...。

ここ1週間くらい他にも結構読んでるんだけど、家にある本読み返しとかなんでネタには取り上げないの巻。早くヒマになってまた島崎譲作品一気読みをしたいなぁ。

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