どうも最近ちゃんとエントリを起こせてないなぁ…読書サイトなのに（嘘つけ）。最近は行き帰りの電車の中で自作PC本を読んでる事が多いんだけど、それ以外の本、読み終わってる分３冊ね。

森博嗣「ナ・バ・テア」
「タイトル何語？」と思いましたが「None But Air」という事らしい。スカイ・クロラシリーズ第２弾、待望の新書判が出たので即買い。丁度飛行機ゲーをプレイしてるから（まだクリアできてないのよ…）より情景もリアルに思い描きつつ。前作では漠然としかイメージできていなかった世界がより深く読み取れます。そしてこれまでだと描かれないような事が描かれて、より興味深い展開となっています（話としては綺麗に終わっているんだけど、世界と社会がより深く見えてきたので、絶対に続編はあると思う…！）

恩田陸「ドミノ」
主人公クラスの人数がめちゃめちゃ多い！最初の人物紹介（というか、人物から一言）の内容があまりにも雑多で関連性がなさそうで、どうやって関わって行くんだろう？と思っていたら、そりゃもう大変な事になりましたよ！一人一人の特徴が分かりやすくて、性格が行動に反映されていて、ハラハラドキドキする展開。雑多な印象は全くなくて、むしろよくここまで大勢を活き活きと動かしているなぁ、と思った次第。あっと言う間に読み終えちゃいましたよ。スラップスティックコメディ小説、というか。映画化できそうな面白さだし、もし映画化されたら是非見てみたい、と思うほどに映像的な小説。満足度が非常に高いものでした。

森博嗣「森博嗣の浮遊工作室４ 鳳凰編」
WEBダ・ヴィンチでの連載単行本化、４冊目。これまで未来編〜宇宙編と来ていたけど、そういう事かー！それっぽいな？とは思っていたけれど、４冊目にしてようやく確信。次は望郷編とかかしらん？w　相変わらずテーマ選びと内容に関しての考察が面白いです。各人物がこれまでに興味を持って来たものについての巻末のコーナーが非常に面白いものでした。あーこんな子供時代だったのか、と。

う〜ん、なるべくためないようにはしたい、と思っているんですけどねぇ（汗