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Sun - March 14, 2004
有田焼き
チェックアウト時間に間に合わせなきゃいけないってのに「仮面ライダー剣」「ふたりはプリキュア」とか見て「はぁ、今はなんでもカードなのね」とか思いながら…
♪あさごは〜ん♪何とも言えない出汁の温泉豆腐が美味しかった。
そして慌てて誰もいない朝風呂へ。気分いい。ギリギリの時間にチェックアウト。う〜ん、どこ行ってもそう思うんだけど、宿でゆっくりしたいと思ったら連泊しなきゃ無理か(およよ)。帰り際、美肌効果に反応する会社のギャル(お茶ブーム中)たちにお土産の嬉野茶を買ってきましたよ(後に渡したらエライ喜ばれた)。
一路、有田へ。途中で茶畑の段々とか眺めつつ、まず最初の目的地、有田ポーセリンパークへ。その場で食事する時間こそなかったけれど、展示物は意地になってるかのように見まくりましたよ。ゴッホに影響を与えた浮世絵展もやってたので、それとかも。
入った正面の彼方に見えるツヴィンガー宮殿と、すぐの花壇に並ぶ磁器のベル。
やっぱりオランダ風な建物と、その前の広場にあるチェス駒(磁器製)
古い釜や焼き物などで補強して作るトンバイ塀と、その奥の有田焼体験コーナーに置いてあったピカチュウ。
落ちる水滴が音を奏でる「水琴壷」(土中に埋めない水琴窟)と、釜が連なっている「登り釜」。
ツヴィンガー宮殿中庭の庭園と、噴水(当然磁器製!)。
こうして見て回った後で、宮殿の中にある展示室で柿右衛門だとか古伊万里を見つつ、案内員の方に陶器と磁器の作りや音の違いを説明してもらいつつ「指ではじいて違いを聴いてみて下さい」と言われて、喜び勇んで弾こうとしたその瞬間!聴こえてきたのは何故かMARIONETTE MESSIAH。何が起こったのか本気で解らなかったんですけど!(汗)正体はツレの携帯から鳴って来た目覚ましアラーム。「だって激しい曲だから起きなきゃ!て気になるんだもん」…え〜と、この間の悪さは天下一品ですな。説明員さんも苦笑(そりゃそーだ)。冗談みたいな本当の話。
気を取り直して、陶器と磁器を指で弾いてみると、陶器の方はボソっとこもって響かない音、磁器の方は高くて澄んだ響く音。オイラこれまで陶器と磁器の違いって「透光性のあるなし」だと思ってたんですが、より本質的には、土から作ったのが陶器、石を粉砕して作ったのが磁器。秀吉の朝鮮出兵の時に技術者が連れて来られて、それで北九州では磁器の技術が高まった、て事だそうです。ヘェ〜ヘェ〜(>▽<)ノシシ
で、有田町は焼き物つながりでマイセン市と姉妹都市提携を結んでいるらしく、その関係でドイツのパン屋さん(岩塩を振った固いパンを買った!)があったりもしました。あと、これは焼き物以外の有田の名産らしいんだけど、工場見学できて試飲もできる酒造工場があって。そこで飲んでみた「琥珀の風」て焼酎がめちゃめちゃ美味しくて、自分用に一本。ツマミのつもりで、青唐味噌大蒜のビン詰めも一緒に(にこにこ)。
少し移動。今度は「有田館」へ。
有田の「黒髪山の大蛇退治」という民話を、柿右衛門、鍋島様式、古伊万里の人形がメカトロニクスで駆動しまくり!という事なので、是非に、と。平成8年に実施された「世界ほのおの博覧会」のために制作されたもので、そのまま埋もれさせるのは勿体ない、という事で、この有田館で上演されているそうです。そして「写真はご自由にお撮り下さい」とか言われちゃったら、もう(撮った写真の公開は許可が取れたらね)。謡(うたい)もかなりシッカリ作られていて、10分程度の伝統芸能を見たかのような気分。惜しむらくは、当初の上映形態の都合か、音声サウンドがモノラルスピーカ一発な事(ライブのPAなんかも基本的にはモノラルで作るしな)。狭いスペースで上演だから、サラウンドとまでは言わないけど、ステレオだといいかなぁ、なんて。でもあんな貴重なものを「触れる位の距離で」見れたのは何て素晴らしい事! 数多く展示してある有田焼のカップの中から好きなのを選んでコーヒーが飲めるコーナーもあったんだけど、時間の都合で残念ながらパス。
有田館の駐車場に車を停めさせてもらったまま、徒歩数分程度の所にある陶山神社へ。
高台にあって、陶器でできた鳥居があって…
でも一番ビックリしたのは、階段上った所にイキナリ線路が通ってる事(爆)。
目的は果たした(もっと見て回りたかったけど)、よって佐賀市内へ帰還。夕方、県内に住む友人と会って雑談しよう、て話になってたので、しばし談笑。こっちも聴きたい事あったのに、結局面白かった本の話とかを聴かれるままに話す一方。駄目じゃん<俺 えーとオイラはオーラなんて出てないと思うので、背後霊か何かの間違いじゃないですか?(私信
飛行機の時間が迫って来たので、佐賀空港へ。西にあるだけあって、東京より断然日が長い!そして平野をエンエンと走って行ったので、地平線に沈んで行く夕陽…初めて見た!(感動 そして日が沈んでもしばらく明るいし。
これにて、忙しくてテンテコマイでプレッシャーかかりまくってた(謎)九州旅行。無事終了。羽田空港から、初めてバスの時間が合ったので、地元駅まで座りっぱなし。疲れたけど、内容は濃いものでしたよ〜。
♪あさごは〜ん♪何とも言えない出汁の温泉豆腐が美味しかった。
そして慌てて誰もいない朝風呂へ。気分いい。ギリギリの時間にチェックアウト。う〜ん、どこ行ってもそう思うんだけど、宿でゆっくりしたいと思ったら連泊しなきゃ無理か(およよ)。帰り際、美肌効果に反応する会社のギャル(お茶ブーム中)たちにお土産の嬉野茶を買ってきましたよ(後に渡したらエライ喜ばれた)。
一路、有田へ。途中で茶畑の段々とか眺めつつ、まず最初の目的地、有田ポーセリンパークへ。その場で食事する時間こそなかったけれど、展示物は意地になってるかのように見まくりましたよ。ゴッホに影響を与えた浮世絵展もやってたので、それとかも。
やっぱりオランダ風な建物と、その前の広場にあるチェス駒(磁器製)
古い釜や焼き物などで補強して作るトンバイ塀と、その奥の有田焼体験コーナーに置いてあったピカチュウ。
落ちる水滴が音を奏でる「水琴壷」(土中に埋めない水琴窟)と、釜が連なっている「登り釜」。
ツヴィンガー宮殿中庭の庭園と、噴水(当然磁器製!)。
こうして見て回った後で、宮殿の中にある展示室で柿右衛門だとか古伊万里を見つつ、案内員の方に陶器と磁器の作りや音の違いを説明してもらいつつ「指ではじいて違いを聴いてみて下さい」と言われて、喜び勇んで弾こうとしたその瞬間!聴こえてきたのは何故かMARIONETTE MESSIAH。何が起こったのか本気で解らなかったんですけど!(汗)正体はツレの携帯から鳴って来た目覚ましアラーム。「だって激しい曲だから起きなきゃ!て気になるんだもん」…え〜と、この間の悪さは天下一品ですな。説明員さんも苦笑(そりゃそーだ)。冗談みたいな本当の話。
気を取り直して、陶器と磁器を指で弾いてみると、陶器の方はボソっとこもって響かない音、磁器の方は高くて澄んだ響く音。オイラこれまで陶器と磁器の違いって「透光性のあるなし」だと思ってたんですが、より本質的には、土から作ったのが陶器、石を粉砕して作ったのが磁器。秀吉の朝鮮出兵の時に技術者が連れて来られて、それで北九州では磁器の技術が高まった、て事だそうです。ヘェ〜ヘェ〜(>▽<)ノシシ
で、有田町は焼き物つながりでマイセン市と姉妹都市提携を結んでいるらしく、その関係でドイツのパン屋さん(岩塩を振った固いパンを買った!)があったりもしました。あと、これは焼き物以外の有田の名産らしいんだけど、工場見学できて試飲もできる酒造工場があって。そこで飲んでみた「琥珀の風」て焼酎がめちゃめちゃ美味しくて、自分用に一本。ツマミのつもりで、青唐味噌大蒜のビン詰めも一緒に(にこにこ)。
少し移動。今度は「有田館」へ。
有田の「黒髪山の大蛇退治」という民話を、柿右衛門、鍋島様式、古伊万里の人形がメカトロニクスで駆動しまくり!という事なので、是非に、と。平成8年に実施された「世界ほのおの博覧会」のために制作されたもので、そのまま埋もれさせるのは勿体ない、という事で、この有田館で上演されているそうです。そして「写真はご自由にお撮り下さい」とか言われちゃったら、もう(撮った写真の公開は許可が取れたらね)。謡(うたい)もかなりシッカリ作られていて、10分程度の伝統芸能を見たかのような気分。惜しむらくは、当初の上映形態の都合か、音声サウンドがモノラルスピーカ一発な事(ライブのPAなんかも基本的にはモノラルで作るしな)。狭いスペースで上演だから、サラウンドとまでは言わないけど、ステレオだといいかなぁ、なんて。でもあんな貴重なものを「触れる位の距離で」見れたのは何て素晴らしい事! 数多く展示してある有田焼のカップの中から好きなのを選んでコーヒーが飲めるコーナーもあったんだけど、時間の都合で残念ながらパス。
有田館の駐車場に車を停めさせてもらったまま、徒歩数分程度の所にある陶山神社へ。
高台にあって、陶器でできた鳥居があって…
でも一番ビックリしたのは、階段上った所にイキナリ線路が通ってる事(爆)。
目的は果たした(もっと見て回りたかったけど)、よって佐賀市内へ帰還。夕方、県内に住む友人と会って雑談しよう、て話になってたので、しばし談笑。こっちも聴きたい事あったのに、結局面白かった本の話とかを聴かれるままに話す一方。駄目じゃん<俺 えーとオイラはオーラなんて出てないと思うので、背後霊か何かの間違いじゃないですか?(私信
飛行機の時間が迫って来たので、佐賀空港へ。西にあるだけあって、東京より断然日が長い!そして平野をエンエンと走って行ったので、地平線に沈んで行く夕陽…初めて見た!(感動 そして日が沈んでもしばらく明るいし。
これにて、忙しくてテンテコマイでプレッシャーかかりまくってた(謎)九州旅行。無事終了。羽田空港から、初めてバスの時間が合ったので、地元駅まで座りっぱなし。疲れたけど、内容は濃いものでしたよ〜。