Thu - February 23, 2006

柳家喬太郎・三遊亭白鳥 二人会


オケで一緒の落語友達Sさんに教えてもらって楽しみにしていた喬太郎白鳥の二人会に行って来ました♪場所は銀座ヤマハホール。生高座は五年ぶり…て、新潟の頃は何度か聴きに行ってたけど、真打になってからは初めてやん!

当初、奥様を連れて行こうと楽しみにしていたけれど、あまり体調がよろしくないのでチケットを無駄にするのも嫌だし、てんで会社で同様に落語好きのT氏に打診…「もうチケット取ってます!」の返事。さすが!と思いつつ、今度は落語未経験のMさんに話してみたら快諾。その経緯をオケのSさんに話したら「素敵な会社だ…」
そんなサウンドチーム3人は仕事を上がった後にヤマハホールへ集結。なんだかな(笑

最初に二人の20分近くのトーク。グダグダだけど面白い。ゲラゲラ笑いながらもどんどんレポール掛けられてる実感がするのは、やっぱり生ならではなんだよなぁ。テーマは「青春」だって。

そんなテーマで白鳥のネタは「青春残酷物語」。この映画とはまったく無関係な、酒のツマミも買えない貧乏大学生と後輩がキャバクラに憧れ、留学生に連れられて行ったのは…?と言う、伏線や勘違いが緻密な構成で奇麗にハマった傑作。恥ずかしながら初見だけど、名作。本人のサイトでも「まあこれでこの話もどうにか生き延びたね。」と書かれている通り、今後別の高座で聴く事もできるでしょう。

続いて春乃ピーチク師匠の似顔絵漫談。膝代わりとして最適な、枯れた名人芸。

トリは喬太郎が大学時代に在籍していた落研に所属する事がいかに悲惨なものか…というマクラから入る「すみれ荘201」バカでマニアックでちょいとホロリとするいい話。伏線もバッチリ決まるし、オチも奇麗に決まって、落語マニアにはたまらない話(て事は置いてきぼりになってた人も大勢いるって事で)。こちらも初見。喬太郎は何度か見ても同じネタがかぶった事がないなぁ。久々に笑いまくり。

…とか言いながら帰りにSさんと話していて発覚。どうやら借りっ放しになっている喬太郎のCDに「すみれ荘201」が収録されている模様。帰って確認したら確かに…!あちゃー。ちゃんと聴きますよ。

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