Mon - July 28, 2003

三鷹の森ジブリ美術館


2か月程前にカノジョに内緒でチケットを買っておいた三鷹の森ジブリ美術館へ行って来ました。誕生日のプレゼント、て事で。

えーオイラ的には「魔女の宅急便」より後の作品てのはほとんど観てなかったのです。こないだ慌てて(オイラが好きそう、て説が回りから出てた)「紅の豚」を観たってな有り様で。課題や締め切りに追われてまったく映画どころじゃなかった数年間、てのがあったから、てのと、ちょっと主張に説教臭い要素が入って来たな、てんで避けてた面があったり。ま、それを色々と反省したりもして(こないだTVで少しだけ観た「千と千尋の神隠し」で変節した、て説が濃厚...未だにまだ全部見てないけど)、前から行きたい行きたいと言われてたのに都合のいい日のチケットがまったく取れなくてムキー!だったのが、割と都合のいい日に取れた、てのもありますが。
あ、「天空の城ラピュタ」はもともと大好きで何度も観たし、「風の谷のナウシカ」は原作の方がエキサイティングで面白かったー!とか思うです、ハイ。完結したのは映画より遥かに後だけど(w

さて。入り口のトトロで写真を撮ってあげようと言いつつ、モギリの瞬間までチケットを隠してたから、出した瞬間、豆鉄砲を食らった鳩みたいな表情になったのを見て「作戦成功!」あー楽しかった♪そもそも部屋に「三鷹の森ジブリ美術館ビジュアルガイド」なんて本が置いてある時点で怪しまれる、とか思ってたんだけどナ(うはは
二人ともそれぞれ喜んでたポイントが違うとは言え、かなり楽しんでましたわ。屋上に上がる階段の前にある水道の水を子供が開けて噴水みたいになっちゃって、それを止めようとしたお母さんが余計に開いちゃって水ビタシ、怒り狂う母親に泣き叫ぶ子供、阿鼻叫喚...あー、上の階段から見下ろしてたんだから、写真撮れば良かったヨー!(館外は写真ok)

やっぱね、オトコノコとしては、模型&機械関係が非常に良かったのですよ。やはり蒸気機関というのは心をクスグリますなぁ。そんな人が観た企画展示室、この時期の出し物は「天空の城ラピュタと空想科学の機械達展」、てのはもうこれ以上ない位のグッドタイミングな訳で。ショートフィルムも見れたし。隣の部屋でやってた「空想の機械達の中の破壊の発明」もオトコノコとしては喜ぶ訳ですよ。そこに善悪の境界なんて野暮なモノはない、ただ燃える映像がある訳で。庵野秀明監督。一応全部の展示を見てから、カフェでミント水(本物の麦わらで作ったストローのために!)飲んで、飛び込みで「コロの大さんぽ」最終上映を観て、閉館時間間際にオミヤゲと図録を買って...

なんて色々説明せずとも、最初の大規模な立体ゾートロープで度肝を抜かれるのですけれど。

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