Sat - April 3, 2004

さらに改造してみたり。


Pirocyさんの提供しているiBlogPostProcesskambaさんの提供しているiBlog_commentsの二つの.commandファイルを使用して、さらにいろいろとカスタマイズを進めてみました。いろいろあって、ちょっとPerlもかじったり。

まず、ぱっと見た瞬間わかるように、今までギュウギュウだった表示に少しゆとりを持たせてみました。
トップのサイドメニューには、このサイト内のGoogle検索窓つけてみたりなんかして(自前サーバで検索エンジン動かしてる訳じゃないんで、Googleさんにクローリングしてもらわないとキーワードが引っかからないんですが)。

iBlogPostProcess.command
文字コードの設定がどうなっていようが、iBlogで吐き出した文章は実体参照で記述されています。別にブロードバンド時代にパソコンで見る分には何の問題もないのです、これで。iBlogで作ってるとソースを見る事もないし、と思っていたんですが、ある日リファラを見た所、アクセスしたOSに「FOMA」の文字が。ビックリして自分でもアクセスしてみたんですが、確かに見れる…けど、以上に手間取るなぁ、と。実体参照だと「さ」で8バイト喰うのが、Shift_JISに変換してしまえば「さ」一文字、2バイトで済むねぇ、と。そのためのツール。

iBlog_comments.command
エントリの一覧を作るツール。こちらがPerlで記述されているのです。で、自分の環境を指定するために一部を記述する必要があるんですが、なんだかマトモに動かなかった。困った。非常に使いたいものなので、何とかしたいと思って作者のkambaさんにメールで質問したのです。そして返答を待つ間にボーっとしてるのも何なので、Perlの本買って勉強初めてみたり。当然シロートが太刀打ちできるモンじゃなかったんですけど。
で、すごく丁寧なお返事を頂いて、技術解説もしていただいたので、それを元にいろいろと…手間を掛けた割には、原因は僕がiBlogのテンプレートファイルに施したカスタマイズのたった一カ所だった、というオチ。

深沢千尋「すぐわかるPerl」
必要にせまられるまで、Perlてのが具体的にどんな言語か知らなかったのですよ。勿論ソースは見た事あったんだけど、文法のリファレンスがなきゃ理解できない。で、読み始めてみたらもうトリコ。今まで経験がある言語と言えばN88-BASICと、研修でちょいと触ったZ80Aアセンブラのみ。シロートに毛が映えた程度。
いえね、自分で欲しいツールがない訳じゃないからプログラムをマトモに組めるようになりたいな、とは何度も思ったんですよ。けど、CとかJavaとか、最近の言語はやれライブラリのインクルードだ、やれ変数の宣言だ、て手続きが面倒くさくてねぇ。ちょっと手をつけてはすぐ投げちゃう、て事の繰り返しだったんですわ。仕事してると、専門外の事に腰据えて手を出すのは時間的に難しいしね。

…なんだけど!Perlは面白い。つーか、変数の宣言をあらかじめしておく必要がないあたりが昔のBASIC(今ドキのVisual BasicとかReal VasicはほとんどCな印象だしなー)っぽくてお気楽な感じだし、配列変数も使いたくなったら使えるし一気に代入できるし、ライブラリのインクルードも必要ないし、極めつけは、話言葉で言うところの「コレ」に相当する変数があるなんて!
まだ半分弱、今までテキトーに使ってた正規表現の辺りで時間かかってるけど、この解説書自体が読んでて非常に面白い。まさか技術解説書を読んでて「面白い」て感想を持つ事があるなんて!著者の深沢千尋さん、ありがとう!頑張って全部読みますよ。

あくまでCUIベースの処理をする言語なので、アクション性のある簡単なゲーム作るとか、必要な機能だけを持った軽い波形編集ツールを作るとかはできないけど、iBlogになってから放置してたiモード用サイトの方でも同じblogを読めるようなインデックスを作るフィルタ、位だと、先のiBlog_comments.commandと合わせてすぐにできそうですよ。万歳。

で、あまりにも「Perl」て言語が衝撃的で面白いので、訳わかってるはずのないカノジョに「面白いんだよー、音楽やゲームは仕事だし、読書は趣味に数えるもんじゃないから、趣味は何?て聞かれると困ってたんだけど、趣味はPerlとか言っちゃおうかな〜」とか馬鹿な事を話してたら、「ただでさえ忙しくてたまってるDVDとかあるのに、ますます時間なくなっちゃうよー」と、至極ごもっともな事を言われた、てオチがついたりして。

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