Thu - November 26, 2015

サイト作成環境ようやく復活 (そしてWorksをちょっと更新)


iBlogというMac PPC環境で動く古いソフトを使ってサイトを作ってたんですが、Intel Macのみのご時世になってからはIntel対応バージョンへの移行やら何やらを試してる最中、データは生きてるのに更新できない状況になってた。

まず、PPCでしか動かないアプリケーションを現行環境で動かすため、VMwareSnow Loepard Serverを入手、そちらでiBlogは問題なく動作。でもVM環境とメイン環境の併用はやはりいろいろと不便なので、Dropboxにアプリケーションデータ本体を置いて、本来あるべき場所(~/Library/Application Support/iBlog/)にはシンボリックリンク。ここまでは良かった(血涙)。

アプリケーション終了時にデータのバックアップが取られるのだけど、このファイル状態ではバックアップファイルの中身が空になっていたという恐ろしい罠。そして更新から戻ってこなくなる不具合発生、沈黙。いろいろ試してみたもののどうにもならないので、移行を考えてみたところ…

・データの中身だけは生きてるので、Intel対応バージョンのiBlogへ移行
→データの移行は問題なくできるものの、テンプレやxml書式、scriptの中身が大幅に変わってて表示がNG。

・別ブログサービスへの移行を検討
→概算労力が大きすぎた…。

・再度、Intel対応iBlogを試す
→前記問題に加えて、表示できる項目数の上限が100まで激減。これじゃあ制作タイトルリストの用を為さない。

な訳で、半ば諦めていたのだけど。


ダメ元で古いバックアップをいくつか漁って、まともな動作をする状況を特定。ここから神経質に、バックアップ&トライ&エラー&ロールバックしながら少しずつ不具合発生の原因を究明したところ、あまり必要のないテンプレートファイルに変な文字コードを発見。こいつかああああああ!!??

そこから何とか、色々不要なものを削りつつ、より新しいファイルと中身の差分を手作業で復旧。ここまで来たー。
~/Library/Application Support/iBlog/ 以下のファイルを操作。アプリケーション起動してない状態で
  1. Blogs/該当Blogフォルダ以下に、該当エントリの関連ファイルをコピー。
    (*_abstract.rtfd,*_body.rtfd,*_imageAttributes.plist,*_title.rtfd,*.xml)

  2. ApplicationData/entries.xml に、該当エントリの <dict>~</dict>を追記する

  3. 存在しないカテゴリは~</array>を追記しても上手くいかなかったり不具合再発の原因になるので、仕方なくツール上で内容等をコピペ。後から考えたら、存在するカテゴリに書き換えて追記してから、iBlog上でカテゴリ変更すれば良かった…。

  4. これらの作業中にBlog名やCaategory名を変更すると地獄を見る羽目になるので厳禁。

  5. 少しずつ追記してアプリケーション起動してはプレビュー、問題ない事を確認したらまた終了してちくちくと作業。

とまあ、化石みたいなハウツー(解決手段を求めて散々検索したけど、現在進行形でこのアプリ使ってる人ってもうほとんどいないんじゃないかな…)だけど、備忘録として。


ついでと言っては何ですが、Worksもタイトルリストだけはちょこちょこと更新しました。中身が追いついてないのはいつもの事だけど、ここまでの労力に比べたらまあ楽だよなあって事で、追々少しずつ頑張りたいと思います。スマホなりレスポンシブデザインに早く対応したいなあ(ほとんどテンプレートファイルのコード書き)。

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