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Sun - December 21, 2003
金管合奏曲・本番(6かいめ)
千代田区の福祉活動の一環としての演奏会、かつ会場もそれほど広くなかったのであまり宣伝もせず、クローズな演奏会(実際一ヶ月前には席が埋まったらしい...)だったのですが、演奏会としては成功したんじゃないかな。
...もちろん、各自反省する点はいろいろあったりなかったりする訳ですが、お客さんが喜んでくれた点に於いては成功でしょ。
二部構成になっていて、建物入ったところのロビーで開催するアンサンブル(こっちでやる用の曲を書いた、て訳。)と、地下のホールでのフルオーケストラでの演奏会、と。
なんだか珍しくリハーサルの進行がすごい押し方をしてしまったのですが、全体のリハの後になんとかアンサンブルの合わせもできて...実はこれまで(楽譜の変更がなかったために書いてない合わせがあと2、3回あったけれども)誰かしらがいなくて、実際のメンバー全員が揃ったのはこの時が初めてだったりする(ぉ んで、その場では手応えを感じたのでひと安心しつつ、食事したりなんだかんだと慌ただしいまま、とうとうアンサンブルの方の開始。
...緊張したー!演奏者としての緊張でなく、作曲して演奏を依頼するだけなら客席で祈ってるしかないのが、こうして自分の曲の演奏に自分も乗る、てのは、作曲者と演奏者の緊張を相互緩和する事なんてなく、むしろ「上手く行ってくれ〜」て作曲者としての祈りと、「ちゃんと演奏しないと!」て言う演奏者としての緊張、ダブル攻撃でふ...。本番はまだまだだったのに、この演奏が終わった時点でホっとしちゃったよ。まだまだ難関がたくさん残ってるとゆーのに。あ、演奏の方は自分的には満足の行くデキだったと思うです。
本題の演奏会の方。フンパーディンク(ワーグナーの右腕!)「ヘンゼルとグレーテル」序曲、モーツァルト「踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ」(「オーケストラの少女」で有名)、チャイコフスキー「くるみ割り人形」組曲、ルロイ・アンダーソン「クリスマスフェスティバル」。もうね、最強のクリスマス布陣でお送りしました(笑 大事故も起きず、無事終了(重ね重ね言うけど、個々の演奏家ってのは必ず反省点があるもの...あるはず...俺はあるんだってば!)。
モーツァルトのソプラノソロはVlnの女性。くるみ割り「こんぺいとうの踊り」のチェレスタ(先生がサザビーズのオークションで落札した100年前の楽器...オイラの生活のまわりにサザビーズなんて単語が出て来るなんて夢にも思ってなかった!)はTrpの男性。なんてマルチプレイヤ揃いなオーケストラでしょ(笑
で、小さい会場だったから客席も明るく見えてたのですよ。普段は客席って見えないんだけどね。寝てる方も、楽しんで体を動かしてる方も、車椅子で来てた方(同じ建物の上の方のフロアには老人介護施設があって、そこから10人ほど聴きに来てたのです...後に所長さんが言うには、普段はずっと目をつぶってる事が多い方まで、目をしっかり明けて楽しんでた、と)も手でリズムを刻んでたり...あぁ!やっぱりオーディエンス(違)の生の反応が見えるってのは良いよう!
...客席で派手に踊ってたObの某女史は多分客席暗くても見えたと思うけどナー!
演奏途中で「パン!」てスゴイ音がしたのは、子供がクラッカー鳴らしたとかでなく、照明の電球がひとつ飛んだのです。
で、忘年会も兼ねての打ち上げレセプション。料理も酒も美味しかったー!立食なんで皆ハイエナのように中央テーブルに群がっておりました。オイラはハナっからあきらめて、端の方で座って飲み続け...。
帰り際、先生からアンサンブル曲の講評。「難易度が高い割に、あまり演奏効果が上がってない」「主題同士の有機的結合、必然性があまりない」...やはり自分で感じている事は全部見抜かれております(汗)。「悪い箇所はない」けれど「構成力の不足」という、自分でも普段から感じてる課題、やっぱり聴く人が聴くとわかるのよ。ただ、今回久々に生の曲を書いて自分的に今後の課題、と感じた事や勉強になった事、その辺もお話しして、合宿の時にでもまた書いて来たらいいじゃない、て話と、ガブリエリのアンサンブル辺りの研究をしたら、と言った具体的アドヴァイスも頂けたり。
そもそもこういう試みを実行した、という事を評価してくれる方もいるし、曲そのものについて褒めてくれる方も多いし、それはもちろんとても嬉しいのだけれど、更なる技術の向上をする為には「自分に足りないものや欠点」「今後身につけるべき技術や方向性」に、重箱の隅ツツキをするような勢いで向き合わなきゃいけないのも事実。そういうレベルの話になれてるな、て点だけは素直に嬉しいよな。時間ていくらあっても足りないよ!
その後、会場そばの団員邸へ例によってお邪魔して、酒盛りの続き。なんだかよくわからない展開であっと言う間に時間は過ぎて行く...翌日も朝早いので、早めの時間に帰りましたよ。
二部構成になっていて、建物入ったところのロビーで開催するアンサンブル(こっちでやる用の曲を書いた、て訳。)と、地下のホールでのフルオーケストラでの演奏会、と。
なんだか珍しくリハーサルの進行がすごい押し方をしてしまったのですが、全体のリハの後になんとかアンサンブルの合わせもできて...実はこれまで(楽譜の変更がなかったために書いてない合わせがあと2、3回あったけれども)誰かしらがいなくて、実際のメンバー全員が揃ったのはこの時が初めてだったりする(ぉ んで、その場では手応えを感じたのでひと安心しつつ、食事したりなんだかんだと慌ただしいまま、とうとうアンサンブルの方の開始。
...緊張したー!演奏者としての緊張でなく、作曲して演奏を依頼するだけなら客席で祈ってるしかないのが、こうして自分の曲の演奏に自分も乗る、てのは、作曲者と演奏者の緊張を相互緩和する事なんてなく、むしろ「上手く行ってくれ〜」て作曲者としての祈りと、「ちゃんと演奏しないと!」て言う演奏者としての緊張、ダブル攻撃でふ...。本番はまだまだだったのに、この演奏が終わった時点でホっとしちゃったよ。まだまだ難関がたくさん残ってるとゆーのに。あ、演奏の方は自分的には満足の行くデキだったと思うです。
本題の演奏会の方。フンパーディンク(ワーグナーの右腕!)「ヘンゼルとグレーテル」序曲、モーツァルト「踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ」(「オーケストラの少女」で有名)、チャイコフスキー「くるみ割り人形」組曲、ルロイ・アンダーソン「クリスマスフェスティバル」。もうね、最強のクリスマス布陣でお送りしました(笑 大事故も起きず、無事終了(重ね重ね言うけど、個々の演奏家ってのは必ず反省点があるもの...あるはず...俺はあるんだってば!)。
モーツァルトのソプラノソロはVlnの女性。くるみ割り「こんぺいとうの踊り」のチェレスタ(先生がサザビーズのオークションで落札した100年前の楽器...オイラの生活のまわりにサザビーズなんて単語が出て来るなんて夢にも思ってなかった!)はTrpの男性。なんてマルチプレイヤ揃いなオーケストラでしょ(笑
で、小さい会場だったから客席も明るく見えてたのですよ。普段は客席って見えないんだけどね。寝てる方も、楽しんで体を動かしてる方も、車椅子で来てた方(同じ建物の上の方のフロアには老人介護施設があって、そこから10人ほど聴きに来てたのです...後に所長さんが言うには、普段はずっと目をつぶってる事が多い方まで、目をしっかり明けて楽しんでた、と)も手でリズムを刻んでたり...あぁ!やっぱりオーディエンス(違)の生の反応が見えるってのは良いよう!
...客席で派手に踊ってたObの某女史は多分客席暗くても見えたと思うけどナー!
演奏途中で「パン!」てスゴイ音がしたのは、子供がクラッカー鳴らしたとかでなく、照明の電球がひとつ飛んだのです。
で、忘年会も兼ねての打ち上げレセプション。料理も酒も美味しかったー!立食なんで皆ハイエナのように中央テーブルに群がっておりました。オイラはハナっからあきらめて、端の方で座って飲み続け...。
帰り際、先生からアンサンブル曲の講評。「難易度が高い割に、あまり演奏効果が上がってない」「主題同士の有機的結合、必然性があまりない」...やはり自分で感じている事は全部見抜かれております(汗)。「悪い箇所はない」けれど「構成力の不足」という、自分でも普段から感じてる課題、やっぱり聴く人が聴くとわかるのよ。ただ、今回久々に生の曲を書いて自分的に今後の課題、と感じた事や勉強になった事、その辺もお話しして、合宿の時にでもまた書いて来たらいいじゃない、て話と、ガブリエリのアンサンブル辺りの研究をしたら、と言った具体的アドヴァイスも頂けたり。
そもそもこういう試みを実行した、という事を評価してくれる方もいるし、曲そのものについて褒めてくれる方も多いし、それはもちろんとても嬉しいのだけれど、更なる技術の向上をする為には「自分に足りないものや欠点」「今後身につけるべき技術や方向性」に、重箱の隅ツツキをするような勢いで向き合わなきゃいけないのも事実。そういうレベルの話になれてるな、て点だけは素直に嬉しいよな。時間ていくらあっても足りないよ!
その後、会場そばの団員邸へ例によってお邪魔して、酒盛りの続き。なんだかよくわからない展開であっと言う間に時間は過ぎて行く...翌日も朝早いので、早めの時間に帰りましたよ。