Wed - July 7, 2004

ウルトラQ dark fantasy/第14話「李里依とリリー」


このタイトルは「悪魔っ子」!て事で楽しみにしてましたよ。藤原カムイ「ウルトラQ Unbalance Zone」2巻に収録されてるので、オリジナル版のDVDでは未見でも話は知っているのですが、どう料理されましたかね?

深夜に走る車の中には、運転手の娘からの「気をつけてね」メッセージ。そこにかぶる少女の笑い声…CRUSH。
事故現場の写真を調べているマドに「悪趣味〜」と言うエンクミと「最近些細なモノが無くなる事件が頻発してる」と返すマド。シーン変わってマンションのベランダに佇む少女の手には、冒頭のメッセージが…。

取材してまわっても「事故を起こした事が面白いのか!?」とケンもホロロ。聞き込みを続けて行くとウサギのヌイグルミがなくなった話を聞きつける。少女の幽霊が持ってったよ、と。引き続き聞き込みをしても、話が明確にまとまらず、無くなったものは本当に些細なものばかり。道を行くエンクミが見かける、白いワンピースの少女。

母親が帰って来て、ベランダにいるのを見とがめて…エンクミがシャッターを切った瞬間、母親が慌てて室内に引き戻す。「外の人に知られたら、お母さんと一緒にいられなくなっちゃうでしょ!?」と。…う〜ん、「悪魔っ子」とは微妙に違う感じね。

夜中、何かの建物の中を巡回するガードマン…寝ていたのにパっと眼を見開く少女。建物の中に、白いワンピース姿が現れる…笑いながら走り回り、恐怖にかられて懐中電灯を落とすガードマン。拾おうとすると、その手をつかむ白い服の手が…!介抱されていた時の話をガードマンに聞きながら、監視カメラの映像を確認すると、あの少女の姿が!日中、少女の家「御厨(みくりや)」さん宅のチャイムを鳴らすエンクミ、少女を隠そうと、出ないで娘を抱きしめている母親。
マドは何故少女フルネームでネット検索できるのか…w 2chちっくな掲示板で、亡くなった父親:大学教授の件を探し当てる。

いかレスラーて何?

CM明け。
城東大学の研究所でアイソレーションボックス?(昔こんなネタの小説を読んだけれども)リラクゼーション用の、中の液体に浮かんで使用する機械「リリー」の説明を受けるお二人さん。中に「いわゆる非合法なもの」を混入していたらしいとも…その体験にまつわる、怪体験を語る研究員。肉体と精神の乖離を実現した場面を目の当たりにした事から、教授の死は自殺に近い現象だったんじゃないか、と語る研究員。「娘の適合性が素晴らしい」との言葉も残していたらしい。

謎の掘建て小屋の捜索(どうも御厨教授の研究室?)をするマドとエンクミ。錆び付いた機械の中に、謎の痕跡を見つける。オーバーラップする、さっきの研究員の台詞。残されていた、横たわる少女の写真…多くあるその一枚に映っていたのは…!

夜中に公園を歩いている少女李里依。跳ね起きる少女。進行し続ける精神の乖離は止められるのか?翌日、マドとエンクミが御厨邸を訪ねると、そこにあるのはおびただしい数の遺失物。子供らしいものばかり。「どうしてこんなになるまで放っておいたんだ!」と激嵩するマドに、「放っておいたんじゃない、なんとかしたかった」と泣き崩れる母親。李里依はどこへ?

行きたくないと言う李里依と、それを引きずって行くリリー。おぉ、線路を歩いて行ってる!
…奥様怖いのはわかりますがTシャツを引っ張らないで下さい首が絞まります…
動けなくされるマド、迫り来る電車…なのにそこに父親の幻影が…!一段落してホっと一息ついているエンクミが顔を上げると、そこには…!怖いの何のって。
病院。眠り続ける少女。「…アナタのまわりに、少し寂しそうにしている少女はいませんか?」

あ、EDテーマが変わった。そっか、クール変わったもんね…え!母親は鈴木早智子だったんだ!?
予告。なんだかサエナイお父さんと、やたらドリーミーな若者が登場してますよ。次回第15話「光る舟」。

…だから「いかレスラー」て何なんだってば!(笑

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