Wed - April 7, 2004

ウルトラQ dark fantasy/第1話「踊るガラゴン」


TV東京で火曜夜25:00から開始される21世紀版ウルトラQ。ほとんど事前情報がなく、ネットで探すとこちらが一番詳しい位。エンクミが江戸川由利子かな(カメラマンだし)?製作陣やキャストが豪華なので期待して観ました(嬉

おぉ、タイトルがウネウネしてだんだんハッキリしてくる場所、同じ音じゃん?期待できるかも!
(ちゃんと円谷プロが関係してる以上、そうそう出来を心配はしてないんだけどね)
CM明け、なんか丸っこい手乗りガラモンの行進…ガラQだって。それをネットで購入するエンクミ。そこにお馴染みのタイトル曲(リメイク)。バーチャルペットをめぐる不思議な話っぽい(ちゃんとナレーションがかぶってるね)

ケーキの上で踊ってるのはCGかな…?他のところはちゃんとモックぽいんだけど。そこで空からゆっくり落ちて来る隕石?東京タワーのそばに墜落。おぉ「ガラダマ」へのオマージュがきちんとあるよ。そして妙にレトロな自動車登場。草刈正雄が東都大学教授だ〜。もっと年寄り白髭の方が博士っぽいけど…おぉ、チルソナイト反応!?煙を吐き始める落下物体。

ガラモン(丸い)出現。そこにミサイル攻撃するヘリ(ちょいとCGが…)。一度バッタリ倒れたけど、そのままスーッと起き上がる…不気味。そしてその次のカットでのアップの表情。ちゃんとガラモンの表情だ!

ありゃ、エリア88のCM!そりゃavexつながりだけど局違うじゃんよ…いいのか?(いいから流れてるんだろ)

ガラQ、ハネジローっぽくて可愛いなぁ。ガラQを抱え上げて対話するエンクミの構図、良いね(元々割と好き)。そして単にガラゴンに似たロボットってだけでなく、旧ガラモンの弱点を克服したシステムであると。良いね。今回のガラゴンの挙動、現代社会の弱点(良く言われているポイントだけど)をシャープに突いておる訳ですよ。カワイイ物に対する反応とメディア、通信システム。

お!アオリのカメラで暗闇に光る東京タワーと、ガラゴンの目。空にはオーロラ。特撮心がわかってるなぁ!倉庫が開いて現れたモノは…夜中に各家庭に現れて…Q的怖さもちゃんと演出されておりますよ(開いた瞬間、結構ゾっとした)。草刈正雄、ちょっと古畑任三郎入ってないか?(笑

駆逐作戦でグレー1色に染まるガラゴン、ファーストQへのオマージュと取って良いのかしら。途中で予測された関係の主従が実は逆だった、というのも良い意味での裏切りで良いね…部屋に戻ったエンクミに、ただ可愛いだけで済んでいたガラQとの会話を思い返させる演出。綺麗にまとまっております。

今の御時世当然白黒ではないので、白黒フィルムが持っていた味、というのは当然求められないのです。それを嘆くよりは、現代的解釈をしたウルトラQが見れる、て事を素直に喜ぶですよ。avexが関係している、て事で懸念してた音楽の方向性も杞憂で終わって、ちゃんとオリジナルQっぽい雰囲気だったし。
ナレーションで「でも御用心」キターーーー!

次回予告…ミステリーサークルが現れております(笑 第2話「らくがき」期待できる感じ。

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