Fri - March 12, 2004

エリア88/第10話「運命のコントレール」


良く行く某量販店や地元で良く行くCD屋さん、どこも品切れだったOP/ED曲のマキシシングルCDは、地元のあまり行かない方のCD屋さんにあったので購入。CCCDだけど何も考えずにiPodに転送完了〜。さて本日のエピソード。

後ろに付かれたパイロットの緊張で幕開け。−いや、初めて撃墜するパイロットかな…人を殺す事に対する抵抗から、トリガを弾けなかったルーキー。原作ではギリシア訓練基地だった話になるのかねぇ?

食堂でカメラマンの写真展示。写真が良いのはカメラマンの腕なのかモデルがいいのか、て話で和んでる中、撃墜されて脱出したパイロットが運び込まれる。トカゲの化け物?ウチの会社ロゴかしら(笑
Aパート中盤でもうブリーフィング。敵の戦闘機、撃つ前に連続したエルロン・ロール…て、ちょっと現実的でない戦闘法だと思うんですけど(照準ブレるだろうに)。なんかコレは取ってつけたような印象だなぁ…。
トカゲのノーズアートのパイロット、ミッキーには心当たりがある模様。冒頭のシーンはそれの回想に重なってるんかね。エルロン・ロールも一種のトラウマな模様。ベトナム戦争の回想シーンでミッキーがルーキーに対する台詞、これはあらゆる戦闘の礎であるべき、いい台詞だと思うですよ。トンキン湾の名前は出てきたけど、グェンは登場するんかね?

最近影が薄かったミッキー、今回は出番が多いです。(原作で)兵役終了後にミッキーが一旦アメリカに戻った時の台詞と、シンが除隊になった時の台詞がここで登場。そこに現れたカメラマンが、シンに「初めてトリガを引いた時の感想」を聞いて来る。やっと今回のアニメ版でも「戦う事に対する抵抗」を取り上げたね。

Bパート。敵襲警報、レーダー室に入って来るサキ司令。出撃時にトランスてのはシーンとしてハマってると思うけど、今回戦闘機に乗るために走って行くエトランゼたち、固まって走ってるよ。あちゃ〜、シーンとして格好悪い。
敵パイロットのコクピットに貼ってあるオクラホマの写真。エンゲージした時の編隊が散開する動き、このパターンは初めてだね。そこで噂のエルロン・ロールと赤トカゲ。ミッキーのトムキャットもロールして回避。ここで一騎打ちになる、てのはお約束だし、そうしなきゃ盛り上がらんでしょ。

後ろに付かれるキトリ、故郷を思い出しながら不適な笑いを浮かべる敵パイロット、その後ろに付きながらなかなかトリガを引けないミッキー。「大尉、戦場を忘れたか…」。交戦の決着の後の交信。これは実際にベトナム戦争後に問題になった症候群だね。一度強烈な環境に身を投じてしまうと、平穏な生活で充足感が得られず結局どんどん平穏から離れた状況へ行ってしまう…悲しいけど現実なのよね(何
カメラマンがエリアに来た理由、久々に思い出させる台詞が。二度とこんな状況にならないよう、シンに「出たら戻って来るなよ」と話すミッキー。最後のパトリックの台詞の回想…この台詞、パイナップル・アーミーのあるエピソードを思い出しますよ。

えー、最初は勘違いしてましたが、今回はアニメオリジナルの話でした。

次回予告、第11話「砂の真実」。キーワードはTruth。ここからどう決着を着けて行くのか?正直なところ、今まで放映された分は、毎回のメリハリはあったんだけど、全体を通しての大きなストーリーのうねりがなかったので、最後に向けて山場を作ってほしいところ。

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