Wed - June 9, 2004

ウルトラQ dark fantasy/第10話「送り火」


先週の予告を観た感じだとかなり怖そうな雰囲気だったので奥様に「観ないで寝た方が良いんじゃない?」と言っても聞き分けがありません…怖いよ怖いよ〜、と泣いても知らないぞ(笑 今回はDVDやCDのCMが先に来てます。

ジャグリングをしているピエロ、交差点と二つのカットが交互に…「死の瞬間、誰に側にいてほしいですか?」というナレーションがかぶって、病院でのナースの姿が…そういう方面の仕事をしている奥様は途端に目を離せず…そこに謎の影。

草刈博士の研究室で「死を呼ぶ謎の男」の新聞記事。この件はどうも箝口令が敷かれているらしく、早くも都市伝説化している、と。警察で聞き込みをするも、全然相手にしてもらえないマド。八方ふさがり…エンクミとお茶しつつ打ち合せしていると、これまでの出現情報から予測をたてて「次はここよー!」と得意になっているエンクミに「人生なめてる」と言われてむかつくエンクミ。病院に向かって向かう車で接触事故!?いくら慌てても、病院の駐車場で救急車呼ばんでも…しかも事故じゃなかったらしく。その少年にまとわりつかれて困るエンクミ、部屋に呼びつけられるマド、過去(?)を語る少年、赤目。

最初に事件のあった病院で取材をするエンクミ、いくら聞いても答えてくれないナースに途方にくれていると、その一人が「ウチが最初じゃないかも知れません」…それを物陰から見ている男の片目も赤い…部屋で少年が一人でネットしている画面には不思議な模様が。マドは知り合いの検察医(?)に聞き込むも、特に不審なところはなく、共通項もなく、単なる衰弱死という事で…死体からなくなっていたもの?

エンクミが部屋に帰ると真っ暗で誰もいない…パソコンには不思議な模様が出っぱなし。いきなり食事に出よう、と誘う少年。フルコースとか言いながら、その手持ちじゃぁねぇ。道ばたでハンバーガをパクつきながら語る過去にはジャグリングしているピエロも登場。面白おかしく語る少年の話にウケまくるエンクミ。講釈師、見て来たように物を言い、て事で。ピエロの老人は亡くなった、というのが「俺の初仕事」と言う。引っかかるね。

草刈博士に呼び出されて研究室に行くなり「皆穏やかな死に顔だった」事から、穏やかな死を招くという「送り火」ある巻物を開いて解説を始める…謎の男は、その「送り火」の末裔なのか?幼年期の記憶が欠落している事と、少年の話にリンクするものを思い出して、慌てて戻るエンクミ…CM入りです。

エンクミはまた病院に聞き込みに…ベンチで亡くなっていた老人の話を聞くと、ずっと邪魔者されてきた刑事に咎められ…そこですべての話に繋がりを見つけて、慌てて帰るエンクミ。「顔見られるとヤバい」と言う少年。謎は全て解けた!そして正面からのエンクミの泣き顔萌え(笑 Mother Landの話、手を出す少年、フラッシュバックする博士の話、怯えるエンクミ…そこに聴こえてきたのは!ナイスタイミングだ、マド。そして部屋から消えているのを発見、慌てて病院へ。辿り着いた所に、心停止信号の音…「これが俺の生業だ」でも、それは悪と言い切れる単純な話ではなく、むしろ感傷的な想いを甦らせて、安らかな死を呼ぶ事。その想いこそがMother Land。

マドが聞く。「お前自身のMother Landは…?送り火は皆そうなのか?」
追われる少年を逃がす時に彼の手を取るエンクミ。一瞬のストップモーション。最初に物陰から覗いていた男が現れて…不思議な色合の光の中、粋な計らい。

謎のトーテムポール登場。また怖そうな話だ…次回第11話「トーテムの眼」。

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