Wed - June 23, 2004

ウルトラQ dark fantasy/第12話「夢みる石」


さて今回のお話。ある日突然大人だけがおかしくなる、てのは「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」を始めとして割と良くあるテーマですけど、ウルトラ的にはどう料理されるんでしょうね…?

誰もいない教室に貼られている図工で描いた絵…カットが変わって、疲れて道を歩く主婦。
子供の夢と対比して、大人の夢はどうなっているのでしょう…大人の夢にまつわる、ちょっと怖いお話…「これから30分間、貴方の意識は体を離れて…」おぉ、このナレーションがキターー!深夜の山に落ちている隕石にかぶって、タイトル。

隕石を見に行ったのに追い払われる子供たち。戻って双眼鏡を取りに行こう、とした子供が道でぶつかった男性…おかしいぞ?「貸店舗」の張り紙をはがして、その建物へ。ひと月後、エンクミのもとへその子からメール。最近町中の大人が変なんです、毎晩集会をして…行ってみよう、と決意するエンクミ。
墓場?で座り込んで友達と話しているその子。なんてスレた嫌な会話してるんだ!?母親がアルバムを見てノスタルジーに浸っているらしきカットが挿入された直後、話し声に振り返ると、例の怪しい男性と街の大人数名が話している。…「いよいよ」?今晩何かあるのか?

例の男性の事務所に忍び込む子供たち。なんとかファーマシーって、書いてある事務所の中には「スタードロップ」の缶が山のように。奥で揺れているカーテンの中を覗いてみると、そこにいたのは…うわぁ、気色悪いよぅ。走って逃げて来る子供たち。立ち止まったのは掲示板の前。集会のお知らせ?
マドとエンクミが相談中。隕石が古来から意味して来た位置に関する講釈。隕石、民衆(共同体)、その間を取り持つシャーマン…こんな関係は、今の社会では成り立たない、と反論するエンクミ、あっさり納得するマド。

いよいよ夜中。子供フタリが後を付けて行くと、みな森の方へ…あれあれ、隕石が放置されてますがな(笑 男性が隕石に触れると…!?それを見守っている大人たち。その中に母親がいるのを見つけて思わず一歩…枯れ木を踏んで音を立ててしまった!慌てて帰って電話するも、つながらない。そこに帰って来る母親。子供は急いで自室へこもってPCを立ち上げてメールを送ろうとする…間に合うのか? 開けられるドア。寝たフリをしていると母親はベッドのもとへ…当然の疑問を口にすると、変な子ね、と行って差し出したお土産は…!? ここでCM入り。

車で急げマドとエンクミ!物音に気付いて窓の外を見ると、公園で赤ずきんがブランコに乗ってる…それを知らせようとお兄ちゃんを起こそうとする弟…でも起きない兄。何故だ? 暗い街にマドとエンクミが到着すると、何か声が…そっちに向かったマド、エンクミは車の陰から別の声を聞いて覗き込むと…あらら。王道な展開だなぁ。

謎の男性に教われてた友達を助けた子供…階段の上から落ちて来たボールが来た元を見ると、さっきの赤ずきん…怖いよ〜。子供たちにかこまれたマド。その輪が広がった、マドがいるはずの場所には…どーオチ付けるんだ、コレ?
山の中でフラフラしながら隕石を探すエンクミ。その前に立ちはだかる謎の男性…えぇ、勇猛にも立ち向かって行きますよ(汗 「いったい街の人に何をしたの!?」「私は隕石の力を解放しただけだ…云々。」

大人の夢…そればかりじゃないんだけどなぁ!…と信じたい。ずっと説明をしていると、そこにまたさっきの子供たちが。赤ずきんに詰め寄る男の子。緊迫感のある音楽。ハンカチの演出は良いね。そして男性が気付いた時にはすでに遅く、男の子はなんとか状況を打破できたのでした。あぁ、気持ち悪い奴だったな。

翌朝。いつも通りに「ハンカチ持ったの?」と母親に心配されても「もう四年生だからね!」と答える男の子。会話には複雑な表情を見せる母親。怪しい事務所は以前の通りに貸店舗。「…怪しい石にはご用心」キターーー!

鏡の奥の影?おかしな写真?次回第13話予告「影の侵略者」。1クールだとすると次回までなんだけど、2クール位は放送して欲しいなぁ…。

Categories
Total entries:

Archives
rss