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Thu - October 2, 2003
Logic Platinum 6.3.1 for Mac OS X
Space
Designerのパッケージには対応した6.3が同梱されているようですが、早くもマイナーバージョンアップ。Space
Designerを持っていない(そもそも日本では発売前ですが)方には、割と必須のアップデートの模様です。
毎度つたないですけど、リリースノートを訳してみました。
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...あぁぁ、毎度ヘンテコな訳になっちゃってごめんなさい。
Logic Platinum 6.3.1(Mac OS X専用)
スマートスナップのオプション化
バージョン6から採用された「スマートスナップ」、ズーム時のドラッグ用グリッド依存がオプション化できるようになりました。この「Smart Snap when dragging」オプションは「Logicメニュー>Preferences>Grobal Pregerences」で設定できます。このオプションがオフの場合、バージョン6以前(通常は小節単位、Ctrlキーを押しながらではフォーマットバリュー単位、Ctrl+Shiftを押しながらではTick単位で移動)と同じように動作します。
Digidesign HD Accelシステムとの互換性
Pro Tools HDシステムを新発表になったHD Accelカードで使用している場合には、Logic Platinumのバージョンを6.3.1以上にアップグレードして下さい。これはHD Accelカードが持つオーディオトラック数のアドバンテージをフルに活用するために必要となります。
その他改良点
これまでのバージョン6.xでは、特定の条件でMIDIノートがハングする事がありました。TDM環境で、レコーディングトラックをPunch on the flyモードにしているとDAEエラー9060が発生する事がありました。 上記の問題点を解決しています。
Logic Platinum 6.3
Emagicの畳み込み演算技術に基づいた新しいプレミアム・リヴァーブ「Space Designer」を使用するには、バージョン6.3以上が必要となります。Space Designerは別売りですが、初めて使用してから4週間のあいだはデモ版として使用する事ができます。プラグインメニューの「Reverb」から選んでご使用ください。Logic Platinum 6.3のアップデータ/インストーラは、ハードディスクにSpace Designerのデモ・プリセットを(インパルス・レスポンス用ファイルも含めて)インストールします。
Space Desinger
Space Designerのリアルタイム畳み込み演算処理は相当のCPUパワーを使用します。Space Designerを使用する際にはI/Oバッファサイズ(Audioメニュー>Audio Hardware & Drivers>I/O Buffer Size)を増やす事が効果的です。Space Designerが使用するCPUパワーの割合を減らす事もできます(次項参照)。
Space Designerが使用するCPUパワーの軽減
Space Designerが必要とするCPUパワーはリヴァーブの長さによって変化します。なので、インパルス・レスポンスの最後の無音部分を削除する事をお勧めします。多くの場合、IRファイル中で持続している、聞こえないほど小さな音の末尾を短くする事にもなります。
注:Space Designerのライブラリはすべて、IRの長さに注意を払って最適化を済ませてあります。
使用するCPUパワーは、Space Designerのサンプル周波数によって大きく変動します。多くのリヴァーブサウンドはオリジナルの半分の周波数あれば充分で、その結果およそ50%までパワーを節約できる事が分かるでしょう。オリジナルのリヴァーブの長さを保つには、「preserve length」を有効にしてください。
既知の問題点
技術上の理由により、Space DesignerのIRファイルはLogicのプロジェックトマネージャに記録されません。この事が原因で、Logicの「Save as Project」機能を使用した際に、IRファイルはコピーも移動もされません。必要な場合には、手動でプロジェクトフォルダにIRファイルをコピーして下さい。この不便をお詫びします。
ES2の機能向上
ピッチベンドの範囲
オプションのリンクモードで、ピッチベンドレンジの上下を独立して設定する事が可能です。
モジュレーションのマトリクス
各モジュレーションのルーティングに、新規に二つのパラメータが追加されました:
Bypass(b/p)設定を台無しにする事なく、モジュレーションを無効化できます(Logic 5.xのユーザと設定をやりとりする場合には、バイパスされたすべての箇所をオフにする必要があります)。
Via invert(inv)Via modulation sourceの効果を逆転します。
モジュレーションのサイドチェイン(SideCh)
他のプラグインと同様に、ウィンドウ上部の灰色のエリアでサイドチェインのソース(トラック、入力、バス)を選択できるようになりました。このソースは、現在の信号レベルに従ってモジュレーション値を生成する内部のenvelope followerに供給されます。これは、すべてのルーティングのモジュレーションソース/via sourceで有効です。
新しいモジュレーション・ターゲット
エンヴェロープ2、3のアタックタイム、リリースタイム。(Env 2/3 Atck/Rel)
Lfo1AsymはLFO1の波形を変更します:矩形波の場合にはパルス幅を、三角波の場合には三角波と鋸歯状波の間を、鋸歯状波の場合にはゼロクロス・ポイントを、それぞれ変更します。
Lfo1Curveは矩形波とランダム波のスムージングをモジュレートします。三角波と鋸歯状波の場合には、凸状、リニア、凹状の間でカーブをモジュレートさせます。
ベクター・エンヴェロープ:カーブ
新規のパラメータ「Curve」は、従来のバージョンでは常にリニアだった、ポイントからポイントの変化の形状を設定可能です。さらに、開始時や変化時にジャンプする、ステップのあるモジュレーションを実現する極端なhold+step/step+holdも含めて、違う凹凸の形状も選択する事ができます。特に、hold+stepは最大15ステップで、ベクターにグルーヴを作るにはサイッコーです。
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...あぁぁ、毎度ヘンテコな訳になっちゃってごめんなさい。