Wed - October 8, 2003

森博嗣「森博嗣の浮遊研究室2 未来編」


何読んでるんスか、と聞かれたから見せた所、しばらく読んだ後に感心したのかあきれたのかよくわかんない反応をしたのは某プログラマですが、この面白さを知っているのは幸せな事なので、興味を持ったなら読んでくれたまえ。interestingにはレベルとベクトルの違いがあるから、万人にすすめたりはしないよ。

さて、毎回(6つのネタ+4人のコメントorクイズ+写真とかいろいろ)×30回分=300以上の話題が、まったくバラバラの視点から議論している様、それも感情論なんて下らないモノはまったくないまま、とにかくシビアに...行くと思ったら脱線しっぱなしの場合もあるのだけれど(むしろその方が多いのか?)、ローカルなネタ、専門的な話、狭い趣味の内容...基本的にわからないネタはわからない方に責任がある、という書き方は、オイラの日記を見てもわかる通りまったく抵抗もないしむしろ理想とするところで。解説をするせいで薄れる内容もあるし、わかる人には蛇足でしかないからね。逐一解説をする=無条件に親切、ではない訳で。ネタを投げっぱなしにして、ついて来る人だけついて行くってのは、門戸は狭めても一度魅力を知ったらなかなか離れられない、という利点があるのです。

先生、いろんなものから離れられなくなってるヒトがここにいまーす。

本文が面白いのは当然の事として、毎回のはみだしコメントと、写真についてるウィットの効いたキャプション、どちらも深い含蓄のある今週の一言、今週の諺、すっげぇいい所ついてるからどんどんページが進んで行くんだけども。ミステリしりとりがお手上げ状態な薄いオイラ。
...で、今週の新商品シリーズ、vol.70からのこれだけがよくわからない。...摩周湖って?(ハテナの嵐)

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